先先週、ローリングストーン誌は「アンブレラアカデミー」のショーランナーを務めるスティーブ・ブラックマン氏による、悪質な職場環境の横行を報じました。なんと12人ものスタッフから告発が寄せられ、調査に乗り出した同誌は大ごとをスクープしました。
ブラックマン氏は、現場での部下に対する操作的ないじめ行為を否定していますが、今回の報道を受けて、彼のもう一つのプロジェクトである「ホライゾン ゼロ ドーン」の前日譚となる実写化シリーズが開発中止になった模様です。
ドラマ版「ホライゾン」の制作がどの程度まで進んでいたのかは明らかになっていませんが、おそらく初期段階での頓挫だったと思われます。
見直しを迫られるホライゾンTVシリーズ
シリーズの魅力的なストーリーと世界観を考えれば、ホライゾンをベースにしたテレビドラマは長年構想されてきました。実写化にうってつけの作品であり、制作はNetflixで行われる予定でした。しかし、今回の事態で頓挫してしまったのです。
当初のブラックマン氏報道を担当したローリングストーン誌のシェイアン・ラウンドツリー氏は、ブラックマン氏が関わっていたすべてのプロジェクトが制作中止になったと伝えています。これにはホライゾン ゼロ ドーンのほかに、Orbitalという作品も含まれます。
制作チームがどこまで進んでいたのかは不明ですが、おそらく企画段階だったものと思われます。
ソニーは、他の実写化作品の成功(特に記録を破り、史上最高の翻案の一つとして称賛された「The Last of Us」)を踏まえて、別の制作パートナーと組んでテレビシリーズの制作を再開する可能性が高いでしょう。
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