「キングダム・カム・デリベランス 2」の規模、Xbox Series Sの「制約」の影響を受ける

先日ブルノで開催されたGame Accessショーにて、Warhorse Studiosは、先日発表された『キングダムカム・デリバランス2』に関する質問攻めに遭いました。2018年にリリースされたオープンワールドタイトルの続編となる本作は、今年後半に世界同時発売予定の期待作ですが、一部プラットフォームでの動作に関して懸念の声が上がっています。

Game Accessにて、プロデューサーのMartin Klíma氏はこのまさにその点について質問を受けました。同氏は、Xbox Series Sの技術的制限により、『キングダムカム・デリバランス2』の規模が影響を受けたと説明し、開発チームが望んでいたほどゲームを大きくすることができなかったことを明らかにしました。


弱肉強食

伝えられるところによると、“非力な”Xbox Series Sコンソールが、『キングダムカム・デリバランス2』の開発においてWarhorse Studiosにとって問題となりました。技術仕様の面では、Series Sはわずか10GBのRAMしか搭載しておらず、これは前世代の家庭用ゲーム機と比較して25%強しか増加していません。これはゲームを開発する側にとって問題であるだけでなく、最終的にはプレイヤー側にも影響が及ぶことになります。

PlayStation 5とXbox Series Xでは、『キングダムカム・デリバランス2』は4K/30FPSで動作することが確認されています。一方、Xbox Series Sでは、1440p/30FPSに低下します。ちなみに、PCでは、RTX 4080 SuperとRyzen 9 7950X3D CPUを使用した場合、NVIDIA DLSSを用いることで『キングダムカム・デリバランス2』は4K/80FPSで動作したことが報告されています。

2018年リリースの『キングダムカム・デリバランス』は、広大な森林、野原、街、都市を歩き回る時間が長かったため、かなり広大なゲームだと感じられました。KCD2の初期のトレーラーで見たところ、今回は探索できる場所がさらに増えているようですが、Xbox Series Sコンソールの制限により、当初の予定よりも少しだけ狭くなってしまうようです。


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