かつてレイヴン・ソフトウェアでコール オブ デューティを開発していた人物が、スタンドアロン型のゾンビゲームとして企画されていたものの制作中止になったコール オブ デューティの詳細情報を明らかにしました。
この中止になったプロジェクトについての情報は、マイケル・ガメル氏のLinkedInプロフィールによって今年初めて明らかになりました。プロフィールによると、このプロジェクトはコール オブ デューティのゾンビモードを題材にした「ライブサービス型プロジェクト」だったとのことです。コール オブ デューティの実況系ユーチューバーであるグリッチング・クイーン氏はその後、ガメル氏へのインタビューをリクエストし、快諾されました。
公開された情報によると、このゲームは2011年から2012年にかけて開発されていましたが、実際に制作に入ることはありませんでした。デザインドキュメント段階で頓挫してしまったのです。しかし、このゲームはライブサービスとして運営される予定であり、そうしたタイトルに期待されるような要素をすべて備えていたとのことです。
詳細は以下の動画で20分間にわたって語られていますが、要点についてはTwitterユーザーの@MargwaNetwork氏がまとめてくれています。
- 開発期間は2011年から2012年だったが、デザインドキュメント段階で頓挫
- ライブサービス型ゲームとして完全サポートおよびアップデートが提供される予定だった
- コール オブ デューティ オンラインに似たマイクロトランザクションがあり、カスタマイズが可能だった
- 過去のゾンビモードの単純な移植ではなかった
- コール オブデューティ オンラインの技術基盤を用いて構築されていた
- ブラックオプス2以前の内部事情により、トレイアークはゾンビモードの継続を望んでいなかったため、レイヴンにこの機会が与えられた
- 1人から4人までの協力プレイが可能
- 「ワールド」マップが存在した
- プレイヤーはアリーナで剣闘士として開始し、マッドマックス風の無法地帯でゾンビと戦う
- キャラクターのカスタマイズと進行システムあり
- ゲームの後半では脱出を図り、オープンワールドを探索してゾンビと戦い、報酬を得る
- アリーナはラウンド制で進行し、オープンワールドの一部にもウェーブが発生する
- 新コンテンツが追加されるシーズン制だった
- トレイアークが恐らくこのプロジェクトを取り戻したく、競合を避けたかったのではないかという憶測もある
- ガメル氏は他のスタンドアロンのゾンビタイトルについて質問された際、「私が知る限りはありません」と答えています。
この幻のゾンビゲームについてどう思いますか? コメントで意見を聞かせてください。
その他Insider Gaming報道については、トロイ・ベイカーが『GTA 6』に出演しないというニュースをご確認ください。
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