著名ゲームメディア IGN による報道によると、バンジー社のマラソンシリーズ最新作は、開発当初計画されていたカスタムプレイヤーキャラクター制から、選択可能なヒーロー制へと開発方針が変更されたようです。本シリーズの復活を待ち望んでいたファンにとっては、思わぬ方向転換と言えるでしょう。
マラソンシリーズ復活の経緯?
2022年後半、Insider Gamingはバンジー社がマラソンシリーズの新作をエクストラクション シューターとして開発中であると報じました。2023年中期には、ゲームの主要なプレイループの詳細も明らかになりました。
マラソンのコアとなるゲームループは以下のように構成されます。
- ミッション選択 (ゲーム内で完了させるミッションを選択)
- ロードアウト/パーク/アビリティ/装備の購入・選択
- サーバーへのドロップイン
- 戦利品の探索 / ミッションの完了 / 探索と秘密の発見
- 脱出
- 獲得経験値を使用したアップグレード
- 上記サイクルの繰り返し
開発方針の変更内容
IGN の最新報告は、当初の報道以降に開発方針がわずかに変更されたことを示唆しており、その変更点の一つとして、カスタムプレイヤーキャラクター制から選択可能ヒーロー制への移行が挙げられています。これにより、マラソンはエーペックスレジェンズやウォーゾーンのような形式になり、プレイヤーはあらかじめ用意されたヒーローの中から選択してプレイすることになります。今回の変更はおそらく、ライブサービスとしての収益拡大を目的としたものと推測されます。
コミュニティの反応
今回の報道に対して、コミュニティからは必ずしも好意的な反応が得られていないようです。オンライン上には、この変更を歓迎しないユーザーからの不満の声が多く見受けられます。
コンテンツクリエイターのウェスティ氏は今回の報道を残念がり、「ヒーローキャラクター制を採用するゲームよりも、マラソンシリーズの方向性が変わってしまったので、本作への熱意は薄れてしまいました」とコメントしました。同じくコンテンツクリエイターのストーデ氏は、ウェスティ氏の意見に賛同し、「ヒーロー制を採用して成功した最近のシューティングゲームのリストを貼っておきますね」と皮肉を込めて述べています (ただし、具体的なゲームタイトルは挙げられていません)。
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