コナミの「メタルギアソリッド レガシー」シリーズがついに登場し、先日その第一話がネット上で公開された。第一話は、ソリッド・スネークとネイキッド・スネーク(後のビッグ・ボス)に(少々ザラザラしているが)耳心地良い声を提供し、長年『MGS』の声優を務める他でもないデヴィッド・ヘイター氏によるシリーズを振り返る形になっており、メタルギアファンにはたまらない素晴らしいものになっている。
しかし、第二話以降のメタルギアソリッドのシーンを紹介する6分間の動画にこの伝説的なフランチャイズの生みの親である小島秀夫監督の名前が一度も出てこなかったことに、同フランチャイズのファンはショックを受けた。
予想はできたが!
メタルギアソリッドの誕生と初期の成功に貢献した人々について語る際、デヴィッド・ヘイターは小島秀夫という重要な人物の名前を挙げなかった。そのことはそれほど大きな驚きではない。小島秀夫は1987年にこのフランチャイズを生み出し、その後30年近くこの作品をリードしてきたにもかかわらず、2015年にシリーズの製作・販売元であるコナミとの関係が悪くなり退職している。
それ以来、本シリーズは計り知れないほど苦戦している。「MGS V ファントムペイン」の販売直後に小島監督が去った後、コナミは「メタルギア サヴァイブ」(2018年)を販売したが、このゲームはフランチャイズ史上最悪の評価を受けた。そして今、同社はこれまで発売された中で最も売れたタイトルのひとつ「スネークイーター」をリメイクすることで、フランチャイズの復活を計っている。
ストーリーは面白くなるのか?
「メタルギアソリッド レガシー」の紹介エピソードで関係者らの名前が伏せられていたことは特筆すべきだが、特に小島監督の名前が省かれていたのは(予想できたとはいえ)衝撃的だ。シリーズを展開する中で、エピソードが数話ほど公開される予定なので、クレジットが必要な場合にクレジットを出すかもしれないが、クレジットは出ないだろうというのが私の見解だ。
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